火災保険の保険料の相場は?マンション、戸建ては保険会社毎に大きな開きはあるの?

火災保険保険料の相場は?保険料が変わる7つの要因!

 

火災保険の保険料は主に7つの要因によって変化します。

 

これから火災保険を検討する方や
火災保険が満期になり会社を変えたい方
現在ご加入中の火災保険を見直したい方

 

これからお伝えしていく事は
保険契約の際にも必要なことなので
理解するようにしてくださいね。

 

 

保険料の変動要因は7つ!仕組みの理解が節約の第一歩

 

マンション一戸建かによって大きく変わります。

 

また、住んでいる地域の過去に起こった災害の頻度
木造かコンクリート造の住居の構造や
建物の各階の床面積の合計延べ床面積
保険料に差が出る要因になります。

 

 

補償内容を手厚くすれば保険料は上がりますし、
逆に補償内容を最低限にすれば節約できます。

 

また、契約期間支払い方法によって
割引制度もあり火災保険料は変わります。

 

火災保険の保険料が決まる仕組みを
一つ一つ確認してみましょう。

 

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火災保険の保険料は2つの保険料の合計!差が出るのは運営費

 

火災保険は火災リスク・自然災害リスク・日常災害リスクを補償、
事故の際に保険金が支払われる保険です。

 

火災保険はじめとした損害保険は
2つの数値を元の算出されます。

 

火災保険料=純保険料+付加保険料

 

純保険料は保険金に充てられる資金、
付加保険料は保険会社の運営費になります。

 

会社ごとに保険料の違いが出るのは
付加保険料(運営費)の差。

 

そう、テレビCMをバンバン打っている大手損保は
中堅やネット損保に比べ保険料が若干高い傾向があります。

 

そして地域や建物の構造で差が出るのは
リスク度合いが異なるので純保険料率が変わるからです

 

 

火災保険参考純率は地域や建物の構造で変わる

 

火災保険参考純率は例えるなら火災保険の料率の事。

 

損害保険料率算出機構が会員保険会社の過去のデータに
基づいて料率を算出しています。

 

契約に支払いや社会環境の変化を考慮して
合理的な方法に基ずくので格差が出ないそうです。

 

現在は料率は一般には公開していないので
参考程度にしておいてください。

 

火災保険の保険料の決まり方!保険料に影響するもの7つ

 

火災保険の保険料は色々な条件が重なり合って決まります。

 

建物の保険金額はいくらか?
補償内容に家財も付帯するか?
地震保険は付帯するか?

 

これらが主なものですが
それ以外に保険料に影響するものがあります。

 

  1. 住まいの地域
  2. 建物の構造
  3. 一戸建てかマンション
  4. 延べ床面積
  5. 補償金額
  6. 保険期間
  7. 支払い方法

 

 

保険の対象の建物がどの地方にあるか
建物の柱が燃えやすいかどうかで変わるのです。

 

火災保険の保険料の決まり方を確認してみましょう。

 

【関連記事】火災保険の保険料はどうやって決まる?必要な3つの数字と計算方法を確認

 

対象物件の住所で保険料が変わる!自然災害のリスクが影響

 

火災保険では、保険の対象となる建物のある地域により
保険料率が異なってきます

 

これは、自動車保険同様の考え方で
事故発生のリスク度合いで変わるのは
当然のことなので理解できるでしょう。

 

  • 台風が良く上陸する地域
  • 年間の降雨量・降雪量が多い地域

 

この様な自然災害リスクを考えて
地域ごとに保険料率が決まります。

 

保険料率は最大で2倍位の地域差が出る事が
あります。

 

因みに地震保険にも保険料率がありますが
地震発生リスクが料率算出の基になっていて
火災保険の物とは全く異なります。

 

建物の構造は3種類とシンプルになった!目視より書類確認

 

火災保険の見積もりには保険料算定の根拠として
建物の構造を明確にする必要があります。

 

建物の構造とは、柱・梁などの主要部が
何で作られているかで判断します。

 

以前はA構造からF構造まであり
屋根や外壁も比較要因にされていました。

 

 

建物の構造は3種類に分類されるようになり
以前に比べてシンプルになりました。

 

 

建物の構造

 

  1. T構造(耐火構造)
  2. H構造(非耐火構造)
  3. M構造(マンション構造)

 

 

T構造耐火建築物、準耐火建築物、省令耐火構造建物

 

具体的には以下の建物です。

  • コンクリート造
  • コンクリートブロック造
  • 鉄骨造
  • レンガ造
  • 石造

 

 

H構造はT構造以外の戸建て住宅で主に木造です。

 

M構造はT構造の共同住宅(マンション)

 

こう、認識していただくと解かり易いのでは
ないでしょうか?

 

 

戸建の家で構造がわからない場合は、
建築確認申請書の四面で確認することに
なります。

 

建築確認申請書は家の権利書と合わせて
保管されていると思いますので、
一度確認しておいてください。

 

 

保険料は当然、燃えやすい木造よりも
コンクリートの方が火災に強いので、
T構造よりH構造は高くなってしまいます。

 

建物の延べ床面積で保険金額を決定したら見積もりへ

 

地域の保険料率や建物の構造が解かれば
建物の保険金額を決めて保険料が決まります。

 

この際に必要なのが延べ床面積です。

 

当然の事ですが、延べ床面積が広い物件は
狭い物件より火災発生リスクが高いので
火災保険料も高くなります。

 

 

延べ床面積も先程の建築確認申請書
記載されています。

 

もし、見当たらない場合は法務局で建物の謄本
とると確認できます。

 

火災保険の見積もりの際にはどちらかを用意して置きましょう。

 

 

戸建ての火災保険の相場!モデル保険料を算出してみた

 

1戸建ての火災保険の相場の例として、
東京海上のトータルアシストを使って
火災保険料を算出してみました。

 

・所在地:東京都
・保険期間:1年間
・物件種別:専用住宅
・建築年月: H11年1月1日

 

・保険金額:建物:1500万円
・免責金額:3万円

 

・補償タイプ: 充実タイプ(火災、風災、水災、盗難・水濡(ぬ)れ等、破損等を補償)
・特約:住まいの選べるアシスト特約、臨時費用補償特約
・払込方法:一時払
・割引:適用なし

 

構造級別 火災保険料 特約 合計金額
T構造(耐火構造) 11,960円 2,000円 13,960円
H構造 25,670円 2,000円 27,670円

 

会社別に同条件で参考に算出してみました。

 

構造級別

損保ジャパン

日本興亜

朝日火災 セコム損害保険
T構造(耐火構造) 12,700円 11,850円 9,650円
H構造 25,850円 22,050円 18,110円

 

戸建ての火災保険の場合は保険料が安い会社と
高い会社では5,000円近く差が出てしまいます。

 

火災保険の相場としては
T構造(耐火構造)で9,000円から13,000円
H構造で18,000円から27,000円

 

分譲マンションの火災保険の相場!モデル保険料を算出してみた

 

マンションの火災保険の相場の例として、
東京海上のトータルアシストを使って
火災保険料を算出してみました。

 

・所在地: 東京都
・保険期間:1年間
・物件種別:専用住宅
・建築年月: H11年1月1日

 

・保険金額: 建物:1000万円
・免責金額: 3万円

 

・補償タイプ: マンション向けタイプ(火災、風災、盗難・水濡れ等、破損等を補償)
・特約:臨時費用補償特約、個人賠償責任補償特約(支払限度額(1事故あたり) 国内:1億円 国外:1億円)
・払込方法: 一時払
・割引: 適用なし

 

 

構造級別 火災保険料 特約 合計金額
M構造(マンション) 4,260円 1,360円 5,620円

 

会社別参考

構造級別

損保ジャパン

日本興亜

朝日火災 セコム損害保険
M構造(マンション) 4,550円 4,300円 4,870円

 

マンションの火災保険の場合は保険料が安い会社と
高い会社では2,000円近く差が出てしまいます。

 

 

火災保険の相場としては
M構造(マンション)で4,000円から5,000円

 

【まとめ】火災保険料相場について

 

火災保険の保険料を左右する大きな要因が7つのあるとお伝えしました。

 

  1. 住まいの地域
  2. 建物の構造
  3. 一戸建てかマンション
  4. 延べ床面積
  5. 補償金額
  6. 保険期間
  7. 支払い方法

 

 

基本的なものでは、建物の構造級別です。

 

現在はT構造、H構造、M構造の3つに整理され
T・M構造は燃え難いコンクリートやコンクリートブロック・れんが
耐火住宅などの耐火性の高い建物。

 

H構造は木造などの燃えやすい建物に分類されています。

 

この「燃えやすいかどうか」で保険料も倍近く変わります。

 

免責は事故の時の自己負担額の事でしたよね。
免責ゼロなら保険料も上がってしまいます。

 

使う可能性が高い物はゼロでいいですが、
使わないものにはある程度は設定しましょう。

 

 

最後は特約ことオプションです。

 

お子様が小さいなら個人賠償特約は
年間1,000円で1億の補償で
付けておいて欲しい特約です。

 

逆に保険料が上がり易いのは、
費用保険金関係の特約。

 

無闇に何でも付けると保険料が大きく上がります。

 

必用な特約を必要な補償額だけ付けるように
することで保険料も節約できます。

 

一度、複数の損害保険会社から火災保険の見積もりを取り寄せてみるといいでしょう。

 

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火災保険は基本補償はどの会社でも、ほとんど変わりません!


ただ、免責の付け方や独自の特約などがあり
付け方で内容も保険料も変わってきます。


普通なら大手企業をおすすめしますが
大手は事業費が多く、保険料も割高です。


逆にネット系は事故の際の窓口が少なく
保険金請求に時間が掛かってしまう事に!


あなたにとってベストな火災保険は各社の見積もり比較で見つかります。


現在の保険契約を見直す際は
多くの損害保険会社の見積もりを
比較検討される事をおすすめします。



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