乗り換えは損する？火災保険乗り換え時に知っておきたいポイント
友人の息子が損害保険会社に就職。
数字稼ぎに火災保険の切り替えを提案してきました。
「契約中の火災保険より内容が良くなり、返戻金も幾らか出ますよ」。
こんな経緯で火災保険を見直す方も多いのでは無いでしょうか？
火災保険を見直す目的は他にも色々あるかと思います。
- 保険料を節約したい
- 住宅ローンを完済した
- 家が古くなった
火災保険乗り換えのポイントを詳しく見て行きます。
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火災保険乗り換えの4つのベストタイミング
火災保険はいつでも乗換えしてメリットが
有るという訳ではありません。
リスクのないタイミングがありますので
そこに合わせて検討してみましょう。
1.火災保険の満期が近い時は損するリスク無し
火災保険を乗り換える一番のタイミングです。
契約更改時には、今の契約内容で継続するか
保険会社を変えて、補償内容も見直すか?
火災保険が満期なら何処にも迷惑かけません。
中途更改と違い、解約で損をするリスクも
考える必要さえありません。
住宅ローンを組んだ時に長期の火災保険に
契約していた火災保険が満期にった時は
保険料率は同じになることはありません。
恐らく保険料に極端な上下があると思いますので
補償内容も見直すチャンスです。
できれば一括見積もりを取ってみて、
リーズナブルで補償内容に充実した火災保険が
ないかどうかをチエックするのもおススメです。
2.増築やリフォームで延べ床面積が変わり補償が不足した時
建て替えで木造からＡＬＣへと構造が変化したり
大規模なリフォームで延べ床面積が変化したり、
こんな時は保険料も大きく変わって来ます。
仮に長期契約をしていると、補償が不十分になる事も、
火災が起きた時に保険金が減額されるケースもあります。
増改築やリフォームした時は、必ず火災保険の補償内容を確認しましょう。
火災保険見直しのいいチャンスなので、
色んな会社の保険料等を比較してみましょう。
3.補償を追加したい時は保険会社は変えずに切り替える
住環境も長年すんでいると大きく変化する事が
あります。
- 周りに建物が建ってビル風が吹くようになった、
- 地盤沈下で海抜が大きく下がってしまった、
- 毎年、台風が通過するようになった。
その様な場合は補償を足しましょう。
補償を追加する事が、出来ない場合が多いのが
今の保険。
一度、担当者に相談して追加できない場合は
解約して乗換えしなければいけません。
水災をプラスしたり、風災の免責金額を減額すると
保険料は大きく上がってしまいます。
このタイミングで複数の火災保険を比較して、
保険料がより割安な会社へと乗り換えると、
同じ保険料で補償内容が大きくアップすることも！
4.保険料改定で値上げが解かった時は必ず長期契約に！
火災保険の料率改定で保険料が上がったり、
下がったりする事があります。
保険料が上がる事が決まったらやって欲しいのが
長期契約に切り替えることです。
「保険料が上がる」と聞いてそれがお金に余裕があるのなら
必ず長期契約に切り替えましょう。
火災保険乗換えでやっていいこと・いけない事
複数年契約で一時払いの場合は未経過日数に
応じて保険料が戻って来ます。
保険金額を見直したり、無駄な保障を省くことで
大きく保険料が大きく下がり、解約返戻金が
沢山戻って来る場合もありメリットは多いです。
逆に1年以内の短期の契約の乗り換えは絶対に駄目。
短期率と言う解約時の料率が有ってほとんど
解約返戻金がなく、間違い無しに損をします。
乗り換える前に解約返戻金と新たにかかる
保険料を試算してもらいましょう。
お金が戻る主なケースとしては
お金が戻る主なケースとしては、幾つか考えられます。
- マンションの2階以上なのに水災が担保されている。
- 保険金額が購入時のままで再調達価格を大きく上まっている。
- 融資先や保険会社の言いなりで全保障・全特約を付けている。
- 免責が０で設定されている
以下、ある保険会社のプランです。
ワイドとエコノミーでは保証内容が大きく違いそれに伴い保険料にも差が出ています。
更に言うと特約や費用保険金を見直す事も保険料を大きく下げるポイントです。
| 保証内容 | ワイド | ベーシック | エコノミー |
|---|---|---|---|
| 火災・落雷・破裂・爆発 | ○ | ○ | ○ |
| 風災・雪災・雹災 | ○ | ○ | ○ |
| 水濡れ・騒擾 | ○ | ○ | × |
| 盗難 | ○ | ○ | × |
| 水災 | ○ | ○ | × |
| 破汚損 | ○ | × | × |
火災保険はあくまでも、任意保険です。
補償は何もかも付けるのではなく、
事故の可能性が高いものから優先的に付けましょう。
火災保険一括見積もり依頼なら保険の窓口
火災保険は基本補償はどの会社でも、ほとんど変わりません！
ただ、免責の付け方や独自の特約などがあり
付け方で内容も保険料も変わってきます。
普通なら大手企業をおすすめしますが
大手は事業費が多く、保険料も割高です。
逆にネット系は事故の際の窓口が少なく
保険金請求に時間が掛かってしまう事に！
あなたにとってベストな火災保険は各社の見積もり比較で見つかります。
現在の保険契約を見直す際は
多くの損害保険会社の見積もりを
比較検討される事をおすすめします。
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