家財保険の相場、保険料の金額は?火災保険との違いは保険の対象

家財保険って入ってる?家財保険の相場や加入率と保険料について

 

持ち家の方は一軒家、マンションを問わず
火災保険と地震保険には入ります。

 

でも、家財保険は結構見逃しがちです

 

逆に賃貸物件にお住まいの方は
入居の条件として賃貸用の火災保険に
加入しなければなりません。

 

大家さんと第3者への賠償責任と家財の補償が付いた
賃貸物件向け火災保険です。

 

今回は見逃しがちな家財保険について触れて行きます。

 

 

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家財保険とは?地震保険と違い単独加入できる?

家財保険は家財を補償の対象とする保険。

 

家財保険は地震保険と違い単独で入る事ができます

 

地震保険も家財保険の保険金額の半分までの
保険金額を付けることが可能。

 

火災保険に入らなくても、家財保険は加入できますので
万が一に備えて、家財保険だけ入ることも
検討してみてもいいでしょう。

 

 

家財保険は必要ない?加入率は?使えないと言う噂は嘘!

 

 

「家財保険はいらない」と言って
火災保険に付帯しない方が多いのが現状です

 

一方、賃貸物件では賃貸物件用の火災保険は
賠償と家財の補償は必ず付いているので、
加入率もほぼ100%。

 

入居者には加入義務があるからです。

 

持ち家では一軒家よりマンションの方が
家財保険の加入率も高い傾向がありますが
それでも60%程度

 

特に高級な家具や宝飾品が多いご家庭なら
入っておくのが無難です。

 

何故なら火災保険だけだと、建物の補償しか受けれないからです。

 

 

また、火災保険より家財保険の方が使う頻度も高く
事故の多い破損・汚損も補償される優れものです。

 

 

「家財保険は必要ない」と言う方は使い方を知らないだけ。

 

家財保険は日常の偶然な事故でも使える便利な保険です

 

 

家財保険と火災保険の違いは?限度額と免責金額には注意する

 

火災保険と家財保険はどう違うか
幾つかの項目を比較してみました。

 

 

火災保険

家財保険

保険の対象

建物

家財

保険金額設定

新価・時価

新価

保険金額の確認資料

必要

明記物件のみ

地震保険限度額

5000万

1000万

補償内容

各損保ごとで差

各損保ごとで差

保険料

各損保ごとで差

各損保ごとで差

有責事故

火災・落雷・破裂爆発

風災・雹災・雪災
水災
飛来物・水漏れ・騒擾
盗難・破損・汚損

火災・落雷・破裂爆発

風災・雹災・雪災
水災
飛来物・水漏れ・騒擾
盗難・破損・汚損

保険金の支払

保証金額の範囲内

保証金額の範囲内

免責設定

1〜10万

1〜10万

 

 

大きな違いは保険対象が家財保険は家財ということ

 

保険の対象はベット・机やタンスの家具・ピアノに
テレビや洗濯機・冷蔵庫・エアコンの電化製品
衣類等など多岐にわたります。

 

保険金額の設定には
家財保険は明記物件以外は確認資料が要りません。

 

建物と違い、根拠資料に基づき保険会社が保険金額を設定しないので、
ご自身で保険金額を設定する必要があります。

 

 

補償内容は火災保険とほとんど同じですが
「ワイドプランだと生活事故の時にも保険金がおりる」
ここが、家財保険が使える理由です。

 

 

プランによっては持ち出し家財の補償の特約や
事故再発防止費用特約もあって安心度アップ。

 

 

日常生活の事故でも意外と使えるのが家財保険です。

 

家財保険の保険金額の目安は?相場が解からないのが現状

 

家財の保険金額を決める方法は主に2つあります。

 

2つの評価

  1. 簡易評価:世帯主の年齢と家族構成を元に買い替え費用モデル表で設定する
  2. 積算評価:ご自身で所有している家財金額を積算して設定する

 

家財保険料の算出には、根拠資料は不要です。

 

何故なら、それは不可能だから。

 

その代わり世帯主の年齢や家族の人数に基づいた
買い替え費用のモデルを損害保険会社が持っています。

 

(引用:THE すまいの保険 家財の補償)

 

 

そのモデル金額から適正な保険金額を
ご自身で選択して保険に契約する事が
簡易評価で設定する方法です。

 

殆どのケースではモデル金額のワンランク下を選択する方が多く、
火災保険の様に適正評価額の満額入る方は少ないのが現状です。

 

家財保険の設定金額は?モデル金額が正解とは言えない理由

それでは、家財保険の設定金額はどの程度かけるのが適当なのでしょうか?

 

家財の保険は補償を手厚くすれば安心と言う訳でもありません。

 

損害保険会社のモデル表は高目に設定してある傾向が強いので
幾らあったら元の生活に戻れるか」で金額を設定します。

 

家財の保険金額を決める方法を2つあげましたが
ご自身で保険金額を積算する方が適しています。

 

 

賃貸用の火災保険の場合は、家財の保険は
独身世帯で300万に自動設定してありますが
家財が100万や200万もない方もいるでしょう。

 

家族がいる場合は家財保険は500 万からの設定
最低500万は必要だと予測は付きます。

 

ご自宅にある高額なものから、
書き出して積算してみましょう。

 

 

新築の家を購入した場合、家財も一新すると思います。

 

家財の領収書は必ず保存しておくようにしましょう。

 

家財保険にも地震保険は必要!補償のケースは火災保険と同じ?

 

火災保険同様に家財保険でも
地震保険に加入しなければ
地震が原因の事故は補償外です。

 

火災保険と同じなのでイメージが付きやすいですね。

 

ただ、入れる金額に上限と条件がありますので
確認してきましょう。

  • 地震保険 家財上限金額 1000万
  • 家財保険の金額の50%まで

 

2000万以下の家財保険であれば
地震保険に半額は入れるということ。

 

 

地震や台風など自然災害が多い地域の方は
家財も地震保険への加入をおススメします。

 

家財保険の補償対象は意外に広い!事故の時に思わぬ使い道が

家財保険の保障対象はと言うと
具体的には、家具、電化製品、衣類、食器類などの生活用動産です。

 

給湯器・洗濯 機・ テレビ・カメラ・携帯電話。
最近ではスマホ・タブレット

 

※家財を保険の対象とする場合でも、以下のものは対象になりません。

 

家財にならない物

  1. 自動車や船舶等
  2. クレジットカードや稿本、設計書、帳簿等
  3. 設備・什器(じゅうき)や商品・製品等
  4. 動物、植物等の生物
  5. データやプログラム等の無体物 等

 

損害保険会社が家財と認定したものは何でも付保できますが、
条件が付くものもあります。

 

それは明記物件と呼ばれ、
1個・1組の評価額が30万を超える貴金属・骨董品等」です。

 

明記物件は別枠扱いになり、1点1点に鑑定書等の金額の根拠資料が
必要になります。

 

契約も凄く面倒になりますし、根拠資料がないと引き受けができない場合や
事故の時に保険金が支払われない場合もありますのでご注意下さい。

 

家財になるもの

  • 家具や衣服などの日常的に使うもの
  • 30万円以上の貴金属や美術品など(契約内容によります)
  • 通貨、印紙、切手など(契約内容によります)

 

 

 

家財にならないもの

  • 自動車
  • 建物(門や屏)の外に持ち出しているもの
  • 業務で使う什器や商品
  • ペット、植物
  • 有価証券、電子マネーなど
  • データやプログラムなど

 

 

家財保険の保険金請求のコツ!保険金が支払われる事例は沢山

日本人は保険を使わない事で有名です。

 

ただ、家財の保険は補償範囲が広くなっており
使っても翌年保険料が上がらない保険。

 

そう、家財保険は自動車保険と違い使える保険です。

 

補償内容をパンフレット等で確認すると
「こんな事故でも保険金が出るんだ」と
驚く事も多いかと思います。

 

 

いざと言う時の為に保険金支払いの事例を幾つかご紹介しますので
イメージしてみてください。

 

1:日常生活で使用するもの火災で燃えてしまった

 

マンションで良くある火事がキッチンからの出火。

 

室内はほぼ全燃してしまうケース。

 

建物は内装だけのリフォームで済みますが、
家財は恐らく全滅です。

 

ガス器具、冷蔵庫、洗濯機、クーラー
照明器具、ベッドなどの家具類。

 

オーソドックスな事例です。

 

家財保険に加入していれば
再調達の資金が補償されます。

 

 

2:落雷で電化製品が故障?おかしくなったら機械的な故障事故と認定

 

最近夏に多い事例ですが、隣町に雷が落ちて火事に。

 

翌朝、電話やPC、テレビがおかしくなる経験は
したことがないでしょうか?

 

アンテナに過電流が通った事が原因とされる
この場合でも家財保険に加入していれば
修理費や買替え代金が補償されます。

 

 

3:子供がふざけてテレビに激突して壊してしまった

 

小さいお子さんが誤ってテレビを倒してしまった。
電源を入れても付かないので壊れたみたい。

 

こんな事例は偶然、突発的な事故として認定
テレビの修理代金か買替え料金が補償されます。

 

 

4:泥棒に入られて金品が盗られ色んな家具が壊された

 

盗難も良くあるケースです。

 

この場合は盗まれた現金は条件に入れていれば
100万まで補償されます。

 

侵入時に壊された窓やドアなどは火災保険で。

 

壊された金庫や家具は基本補償に入っているので
修理代金か買替え費用が補償されます。

 

 

5:海外旅行中にPCを落とし壊れてしまった

 

旅行に持っていった家電機器が
偶然な事故で破損した場合。

 

この時も補償されます。

 

ただ持ち出し家財の特約に入っていることが
条件となります。

 

特約でもわずかな費用で済みますので
良く旅行などで家財を持ち出す機会の多い方は
付けておいて欲しい特約です。

 

【まとめ】家財保険の保険料の相場!結局のところ妥当な金額は?

 

家財保険の保険料は保険金額に応じて上がります。

 

これは当たり前の事ですよね。

 

では、家財保険の保険料はいくら位でしょうか?

 

朝日火災を例に金額を出してみました。

 

 

地震保険は家財は1000万まででしたので
家財保険はマックスで2000万までにしてあります。

 

 

(東京都:ベーシックプラン・地震保険つき)

 

保険金額

家財保険料

家財地震保険料

合 計

300万 2,010円 3,050円 5,060円
500万 2,600円 5,080円 7,680円
800万 4,000円 8,120円 12,120円
1000万 5,000円 10,150円 15,150円
1500万 7,500円 15,230円 22,730円
2000万 10,000円 20,300円 30,300円

 

この表から、家財保険は2000万でも年間10,000円位。

 

地震保険をつける場合は保険料が3倍になる事が
理解できたのではないでしょうか?

 

家財保険料金の相場は保険金額1万円あたり50円位と
把握しとくと加入の際に役に立ちますよ。

 

 

近年は地震、台風など自然災害が多発しています。
この機会に家財の補償も検討しておきましょう!

 

火災保険一括見積もり依頼なら保険の窓口

火災保険は基本補償はどの会社でも、ほとんど変わりません!


ただ、免責の付け方や独自の特約などがあり
付け方で内容も保険料も変わってきます。


普通なら大手企業をおすすめしますが
大手は事業費が多く、保険料も割高です。


逆にネット系は事故の際の窓口が少なく
保険金請求に時間が掛かってしまう事に!


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現在の保険契約を見直す際は
多くの損害保険会社の見積もりを
比較検討される事をおすすめします。



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